「じゃあ天満。入って来い」
ガラガラ…
「天満吉良。お前等と宜しくする気は無い。だから俺に近づくな。」
クラスに与えた印象は「最悪」
これで俺は明日から苛められるだろう。
でも…仲良しになるわけにはいかねぇよ…。これも任務だしな…。
クラスには「感じ悪ぅー」「顔がいいからって調子乗ってんじゃん」などと悪口が聞こえる
殺したい…。今すぐにでも…。
「じゃあ天満の席は相原の隣だ。相原、手を上げろ」
「は、はい!ここです!」
相原…あぁ…相原夏貴(アイハラ ナツキ)ね。
「あ、あの!私の名前は…「相原夏貴…だろ?」え……なんで?」
「だって……名札……」
「え…?あっ…ああ!そっか!じゃあ吉良君!宜しくね」
「……よ、宜しくする気は無…「ほら!握手握手!!」…………。」
キーンコーンカーンコーン
昼休み。俺は今から任務の準備に取り掛かる。が、
「ねぇ吉良くん!一緒にご飯食べよう!」
この女「相原夏貴」が付きまとってくる。(付きまとうって酷い!)(本当のことでしょ)
「!…ほかと食べればいいじゃん。なんで俺に…」
「私お友達いないんだ…。それどころか苛められちゃってるし…」
「…ごめん」
「ううん!ぜーんぜんいいの!こっちこそごめんねwこんな空気になっちゃって;」
相原がこういうと、後ろから肩をたたかれた。
「ねぇ…僕神木遊里(カミキ ユウリ)っていうんだ。放課後屋上きてもらえる?」
きた…。
「おう。呼び出しか」
「ふふ…話がわかってるねwじゃ、放課後ね…」
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うわ。オリキャラが2人も一気に…。
「ねぇ…吉良くん。一緒に死のうよ。ねぇ…」
…なんだよ。何なんだよ。こんなの…。
「ねぇ?死のうよ?ねぇ…?吉良くん…」
イヤダ…イヤダ…!!イヤダ!!!!!
「!!!!!………ゆ…め……??」
ちっ。朝から胸糞悪ィ…。
俺は天満吉良(テンマ キラ)まぁ…俺のことは後々わかるだろう。
「学校……!!!ヤバ…転校初日から遅刻…。
まぁでも…今から急いでも…」
ああ。めんど。と独り言を言いながらも吉良は学校へ向かう
キーンコーンカーンコーン
「じゃあ。合図するから入ってこいよ」
なんとか遅刻の件は誤魔化した。
「じゃあ…天満。入って来い」
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なんか微妙です。
三日月の夜 月明りが私を照らす
満月の夜 黒猫が町を駆け抜ける
-そして黒猫は 人を壊す-
「……血だ…血だよ…アハハ」
少年がポツリとつぶやいた。
そのつぶやきは闇の中に消えていった。
「………」
少年の姿とともに―――…
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まぁね…まだまだこれはプロローグ的なものですから。
少年のことも次回書きたいとおもいます。